収穫の家庭菜園果樹

 

数年前に、敷地内に作った畑

生ゴミと雑草・落ち葉などで堆肥を作り、
畑に還元し無農薬 を原則としている。
ナス科の作物は連作障害 が出るので
4畝作ってローテーションを組んだ。

少しずつ多品種を植えて試してみたが、
狭い畑なのに豊かな収穫を得た。
 何よりも新鮮でおいしい。
 野菜の花も結構美しい!

2003.02.03.
 
2003年6月からは病気療養。
2004年は自宅の改築工事で
今までの畑地を失う。

2005年に新たに菜園を再開
新居の南側に果樹と花木に囲まれた
狭いが日当たりの良い畑を作る。
春まず二畝、夏に二畝追加した。
2006年、2007年に一畝ずつ追加して
計6畝の畑が出来た。

2007年 5月上旬、ナス・ピーマン・
トマト・キュウリなどの苗を植えつけた。
 

 

山菜3種 早春の野山で採取して自然の味と香りを頂くものですが、庭で収穫しています。

空き地に植えたフキは、雪の下でフキノトウ
となって顔を出し、ほろ苦い春の香りを提供します。
アケビの新芽は木の芽としていただきます。
コゴミ(クサソテツの新芽)も故郷から1株
移植したものが殖えました。
庭の片隅から頂く自然の恵みです。
 
 



アスパラガス
〜ユリ科、地中海東部原産、雌雄異株、4〜5月と7〜9月の2回収穫できます。
         一度植え付けると、毎年春最初に収穫できます。
         栽培して初めて、採りたてのアスパラの甘さを知りました。

         雌株には赤い実がなったので秋に採り蒔きしたら、一斉に発芽、
         しかし、その株は翌年の芽の収穫が少なくなりました。
 
アスパラガスの芽 紫アスパラの芽 アスパラの花 紫アスパラの花
 
9月〜10月に赤く熟した実 実の中に黒い種子 採蒔きで一斉に発芽
 

 

[ 畑作り
畝作り ] 2010年4月、庭木や鉢植え草花・花木の管理と花の写真撮影に追われ、     
天候不順や体調不良の時もあって畑仕事が遅れました。
畑に石灰 をまき、鍬で耕し、自家製堆肥と肥料を入れて畝作り をします。
ミズナの黄花 とプラムの白花が畑を明るくし、各種の野菜苗を植え終わった5月半ばには、
芝桜とブロッコリーやキャベツの黄花が満開です。

自宅南側の果樹と花木に囲まれた菜園ですが、毎年1畝ずつ新たに畑を作り、
今年が最後の8畝目です。
 カチカチに固化した更地の赤土を、出来るだけ深く鍬やスコップで掘り 返し
台所の生ゴミや園芸作業で出る草葉を、コンポストに入れて作った堆肥 を投入、
肥料 も入れて再度耕してから畝を整え ます。西側から見た8畝の菜園です。

一番奥(東側)の畝はアスパラガスが植えてあり、その手前の黄花はブロッコりーです。
 果樹と畑の境目には、1株ずつ植えた芝桜が広がりました。
 
4月18日 石灰を撒く 4月25日 鍬で耕す 堆肥と元肥を入れる 苗を植えた5月中旬
 

 

えんどう豆〜地中海性気候の西アジア原産なので、冬作物としての栽培が基本ですが、
雪国では春に種蒔きして初夏に収穫します。 2種の苗を購入して育てました。
 
キヌサヤエンドウ
は、莢が擦れ合う音が絹ずれに似ていることから名付けられ、
未熟の莢を食用にします。 きれいな赤花種ですが、つるが伸びないタイプで、
早期に開花結実し始め、収穫も早く終わりました。

スナックエンドウ
は白花でツルがまっすぐ上に伸びます。
豆が大きくなっても莢が柔らかい品種で、スナップともいいます。


 右の2枚は5月初めに苗を植えて

2週間後と
1ヵ月後の姿です。

右端は充実した
スナックの実です。

キヌサヤエンドウ の 花 と 実 スナックエンドウ の 花 と 実
 

 

ジャガイモ20010年は、自宅敷地内の菜園に1畝と、少し離れた空き地に1畝作りました。
年ごとに作業が遅れてしまいますが、春先が低温続きでさらに遅れ、
3月中に買っておいた種芋の植え付けは4月26日 でした。
それでも芽の出方が悪く、初期の生育が不良でしたが、7月下旬には豊かな収穫を得ました。

   
右は、キタアカリだけに花後に着いた実 です。
花や実を見ると、ジャガイモがナス科の植物であることがよく分かります。
右端が、水洗いした芋7種と実2個の集合写真。
下は空き地の畑での5〜7月の記録です。
芽かき(間引き)と3回の追肥土寄せの作業をしました。 品種はキタアカリです。
 
5月23日間引き後 6月10日 7月21日 7月22日収穫
  

次は2008〜2010年に栽培した8種 の、収穫時の芋の付き方(上段)と、花または新葉(下段)です。
色・形・収量・食味それぞれに特色がありますが、

我が家では、キタアカリが1番美味しく利用できる品種のようです。
 
ダンシャク キタアカリ インカのめざめ キタムラサキ
 
こがな丸 スタールビー シャドークィーン シェリー
 
 


  
インゲン豆〜春の畑に直播して育てました。
右はツルインゲンの芽出しと
ツルナシインゲンの新葉です。
ツルインゲンは夏の間長く収穫できます。
ツルナシは収穫期が短いので、
空いている所に播種して、次の収穫に備えます。
 
 ツルインゲンの 花 と 実 ツルナシインゲンの 花 と 実
 

 

ナス(茄子)の栽培〜毎年5月初めに苗を植えつけました。水ナス・長ナス・米ナスの3種です。

5月末から花が咲き、6月中旬から順調に収穫しましたが、夏の暑さで弱りました。
8月末に更新剪定をし、枝葉を半分の長さに切りました。
10月上旬には次々と実が生り、秋ナスが収穫できました。

米ナス は、ブラックビューティーというアメリカ種を日本で改良した品種だそうです。
淡色の花、茎・葉・ヘタが緑色で、大きく丸い実は中身がしまって、料理用に最適と思います。
8月半ばから9月にかけて花を咲かせず休眠状態?となりましたが、
剪定せずに放置していたところ、10月になって秋ナスが次々と実を着けました。

ナス苗3種の植え付け 6月初めの成長状態 水ナスの 花 水ナスの 花と実
 
長ナスの 花 長ナスの 実 夏季 剪定 10月上旬の 秋実
 
米ナスの 花 7月中・下旬の 米ナスの 実 10月中旬の 秋実
 

 

以下は同じ[ ナス科の夏作物 ]です。連作にならないようにローテーションを組んで栽培します。

自家菜園のピーマンは柔らかくクセが無いので、子供のピーマン嫌いが解消するのでは?。 
シシトウは途切れなく長期に実がなり続けます。
  
毎年丸いミニトマトを1株栽培していましたが、
今年は初めてアイコというプラム型のトマトを栽培してみました。
 果肉が肉厚で、今までのミニトマトと食感が違います。
加熱した方が味が濃厚で、我が家では生食よりも料理用として重宝しています。
 
ピーマンの 花  と 実 シシトウの 花  と 実
   
ミニトマトの 花  と 実 ミニトマト・アイコの花  と 実
 

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次は[ ウリ科の夏作物 ]です。

 
キュウリは根が浅く高温に弱いのですが、接木苗 のため丈夫で、10月に入っても収穫が
続きました。 見逃すと大きくなりすぎ、30cmを超えてしまいます。
殆どが雌花で、雄花が無くても雌花だけで実を着けています。
 
ニガウリ(ゴーヤ)は、年によって収量が違い、秋のほうが実が多くなる年もあります。
緑の葉陰で見落とすと黄色に熟し、種の周りが甘いので鳥がついばんでいきます。
 
普通の西洋カボチャはスペースをとるので、支柱仕立てで作ってみると意外に良くできました。
ミニカボチャも、近くの空き地を除草して植えたのですが、
雄花ばかりで雌花の着きが少なくて、受粉がうまく出来ず、実生りが少しでした。

実の外見はキュウリのようで、食感がナスに近いズッキーニを2010年に初めて栽培してみました。
つる性では無いのですが支柱が必要です。途中で茎が折れてしまいました。

5月に植えつけた苗 キュウリ の 雌花 キュウリ の 雄花 キュウリ の 実
 
ニガウリ の 雄花 ニガウリ の 雌花 ニガウリ の 実 ニガウリの 完熟果
 
白ゴーヤ の 実 白ゴーヤの  完熟果 ズッキーニ の 雌花 と 実
 
カボチャ の 雄花 カボチャ の 雌花 カボチャ の 実 ミニカボチャ の 実
 

 

[ アブラナ科 ]の野菜

ヨーロッパ原産のブロッコリー・カリフラワー・キャベツの3兄弟を中心に白菜と水菜を栽培。
モンシロチョウが産卵して、青虫が食害するので、防虫ネットを張って苗を育てます。

ブロッコリー 5月初めと8月末に苗を植えつけると、夏と晩秋に頂花蕾 を収穫できます。
その後は次々出てくる側花蕾 を収穫できます。
そのまま雪下で越冬後は、春に側花蕾収穫し、
残った側花蕾が一斉に開花(4月下旬)して、まだ殺風景な菜園を明るくしました。
さらに花後には株元から新茎が伸びて、5月末には収穫できる頂花蕾を着けました。
多年草 なんですね。

カリフラワーは普通の白の他に、紫とオレンジの品種も作ってみました。 オレンジ種は
発育が遅れて未収穫のうちに積雪となった。3月雪解け時に収穫し、いただきました。

キャベツ白菜も少し作ってみました。 夏植えの苗は成長が遅れ、未収穫のまま
根雪の下になったが、雪解け後の3月に収穫し、美味しく食べることが出来ました。
水菜は、我が家では庭で春を告げる花として観賞用となっています。

苗の植え付け ブロッコリーの頂花蕾 茎ブロッコリー 側花蕾
 
越年後の側花蕾 開花したブロッコリーの花 花後に新茎が成長
 
カリフラワー 紫カリフラワー オレンジカリフラワーの 左12月と右3月
 
5月キャベツ等の苗 7月のキャベツ 越年して咲いた キャベツの花
 
10月初めの白菜 11月下旬の白菜 雪下で越冬した白菜、キャベツと一緒に収穫
 
9月初め、水菜の苗を植えてみた。12月まで適宜葉を収穫した。
そのまま雪下で越冬。
4月には、たくさんの黄花が菜園を明るくした。
雪解け直後の姿 新葉と 花芽が出る 4月中旬の 花
 

 

[ ネギの仲間 ]

 秋に球根を植えたアサヅキは、冬の間雪下で越冬後、6月に花が咲いて葉の黄変を
見て収穫です。分球して収穫は多いのですが薬味に使う程度なので使い切れません。
 
   ニンニクは秋9月中旬に種球を植え、12月から3月初めまでは雪下で冬眠し、
6月中旬に収穫しました。大きいのはジャンボニンニクです。
 
 ホームセンターで苗を買って、初めて根深ネギ(長ネギ)の栽培を試みました。
12月の初積雪の後、掘り取りました。 収穫本数は少なかったのですが、
太白の立派な長ネギに成長していました。
焼きネギ、鍋物、串カツ、味噌汁にと利用しています。 柔らかく甘みがあって大満足です。
 
 
アサヅキ 11月中旬 雪解け後 3月中旬 6月上旬の花 6月中旬 収穫
 
ニンニク 10月中旬 翌年の4月中旬 稔らない花 6月中旬の収穫
 
長ネギの植付け7月初め、根付いた7月下旬 11月末 12月下旬 収穫
7月始めの苗の植え付けは、幅15cm、深さ20cmほどの溝を作り、数cm間隔で苗を立て、
土を少しかけた後、苗が倒れないようにススキ(ワラの代用)を15cm位入れました。 
8月以降に土寄せと追肥 をしました。
猛暑の他に、ネギ畝の周りに自然実生のコスモスが育ち、風で倒れてきたこと、
また自宅から少し離れた空き地の利用で、放置する間に消失した苗が多くなりました。
  

タマネギ
は、秋10月末にホームセンターから買った小苗を植えつけました。
苗が冬を越して生長し、今収穫期を迎えました。
追肥をやらずに、元肥だけで何の手当てもしなかったのに、春から急成長して、
病気や害虫の心配もなく、6月には葉を倒して生育を終わリ、収穫できます。

ホームタマネギは苗ではなくて、小球を植え込みましたが、球が十分成長しないうちに
積雪があり、雪下で越冬後に新葉を伸ばして、根球を成長させ5月末に収穫しました。

チャイブは鉢植えで観賞用なので、食べてはいません。
ニラは、庭の各所に植えてあり、葉を食用に適宜利用していますが、
秋の白花には多くの蝶が集まってきます。
行者ニンニクも、食用には利用していませんが種で増えます。
 


タマネギ苗の植付け
11月初め 翌年4月中旬 6月上旬 6月末の収穫
 
ホームタマネギは、
葉も美味しく
いただけます。
ネギとは違う軟らかい
食感が気に入りました。
 
11月中旬 5月中旬 5月末の収穫
チャイブ の 花 ニラ の 花 行者ニンニクの 花 と 種子
 



[ 根菜類 ]
〜ニンジンはセリ科、ダイコン・カブ・ラデッシュはアブラナ科です。

玉ネギ、インゲン豆、などの収穫後の空き畝を利用して、
8月末から9月初めに大根とカブと人参の3種類を、初めて種播き してみました。

9月9日に種蒔きした大根は、晩秋に一部を収穫しましたが、生育が思わしくなく、
そのまま雪下で越冬させました。 雪の重みで折れた1本と、引き抜いたら折れた2本の
計3本を収穫。 みずみずしくて、独特の歯ざわりと甘みが感じられました。

8月28日に種蒔き したニンジン(人参)は、生育が遅れて、大部分が雪下に
なってしまいました。雪融け後に抜き取ってみると、大、小、又根あり、
さまざまな人参が収穫されました。香りと甘み、食感の違いから食べやすく、
人参嫌いの妻も、これなら生でもおいしいと喜んで食べました。

 カブの発芽後は、苗がある程度成長するまで、支柱を立てて防虫ネット を張りました。
2回の間引き をし、種蒔きから45日目の10月中旬から適宜収穫しました。
サラダと漬物で甘味を味わい、葉も味噌汁や野菜炒めに使って、おいしく頂きました。

10月7日にラディッシュ(二十日大根)の種を蒔き、40日後の11月中旬以降に収穫しました。
小さく丸くて外皮が綺麗な赤色です。サラダ・酢の物・浅漬でいただきますと、
大根よりはカブに近い独特の食感で気に入りました。葉も利用しています。

ダイコン 9月15日 10月5日 11月下旬 12月7日一部収穫
 
3月15日 雪解け後に収穫した 越冬野菜 3月15日、越冬後のニンジン畝 と 収穫
 
ニンジン

間引きが不十分で
生育が遅れ、
数本収穫しただけで、
そのまま雪下で越冬し、
3月雪解け後に収穫
播種後7日の9月4日 10月2日 11月末、雪下越冬に
 
播種後7日の9月4日 9月15日 10月中旬 収穫した カブ
 
ラデッシュ

10月7日に播種
10月13日の芽と
11月17日の収穫
   
   



 「 サツマイモ 」は茎葉を伸ばして広がるので、未利用で雑草の生い茂った空き地 を、
毎年1畝ずつ耕して栽培し、後にはニンニク・タマネギ等とジャガイモを栽培して3年になります。

ホームセンターで「紅アズマ」と「金時」のポット苗を求め、挿し芽用のツルを育てました。
6月の下旬 に各6本ずつを、1畝に挿し芽しました(写真を撮り忘れました)。
初めは萎れて枯れるかと思うほどで水やりもしましたが、1週間もすると新芽が伸び始め、
後は収穫までまったく放任状態 でした。
 
10月初めには、子供の頃食べたツルを何十年か振りで食しました。
葉柄の部分を炒め煮した
ものですが、結構美味しく頂きました。

 畑への植え付けから4ヶ月が収穫の目安です。10月下旬の予定が、事情あって遅れてしまい、
晴天日を待って11月6日 に収穫でした。当日の畑は、葉枯れが目立ちました。

遺跡発掘作業のごとく、丁寧に手掘りしました。 赤い表皮が現れた瞬間が感動です。
計12本の挿し芽苗に立派な芋が付いています。鮮やかな赤紫色の表皮で
中身が黄色の紅アズマと、表皮の色が少し薄く中が白っぽい金時です。
金時は栗のようなホクホク感、紅アズマは甘みがあってシットリ感、味や食感に違いを感じました。 
 
7月末、ツルを伸ばす 繁茂する 9月末 ツルを炒め煮 11月6日、収穫前畑
 
畝の手前が紅アズマ
奥が金時です。

2枚目が紅アズマ
3枚目が金時のアップ
 
 

 
   
 イチゴ の収穫といっても畑からではありません。
   
 プランターでイチゴを栽培しましたが、1昨年は果実にうどん粉病のような白いカビが生えたり、
カラスに食われたりで殆んど収穫できませんでした。昨年は実が色づいたら防虫網を掛け収穫しました。
今年2010年はあきらめて放任したら、鳥の被害にあわず、結構な収穫を得ました。
   
4月下旬の花 プランターでの実生り 空き地に植えた子苗 収 穫
 
 東庭には野鳥からの贈り物と思われるイチゴが、自然実生 で育っています。
結構大きな実が着くのですが、赤くなると早朝に鳥(カラスかムクドリ)に食われてしまいます。
空き地や庭のイチゴは全くの無農薬・無肥料 で、
自然のままの味をいただきます。
   

 
  
その他の野菜

 
 落花生は開花後に
子房柄を土中に伸ば
して実を付ける。
晩秋に株を引き抜くと
鞘に2粒の豆。茹でる
と独特の食感です。
 
モロヘイヤの花 オクラ の 花 と 実 青シソの花
 
食用菊の 桃色種 と 黄色種 ミョウガの花、 早生(8月)と晩生(10月)
 
アシタバ の 花 と 種 パセリ 春菊 と 水菜
 
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[ 果  樹 ] 
  
  
 最初に地植えした
柿・栗・カリン・オリーブは、自宅改築時にやむなく伐採。
イチジクはカミキリムシの産卵により枯死。

苗木を購入して鉢植えで育てたものを地植えにしました(一部は鉢植え)。

富士リンゴ洋ナシは、矮性台接木苗のため小木でも多くの実を着けています。

春の芽吹き・開花から、夏秋の収穫まで、長く楽しめる無農薬の果樹栽培です。

 
西洋朝顔の咲く9月中旬、リンゴ富士とポルカ コスモスが咲く10月中・下旬、リンゴと洋ナシ
 

 [ ベリー類 ]

木苺
(バラ科)3種のうちラズベリーは春と秋の二季成り(秋は少量)で、
5月末に開花して6月下旬から収穫できます。繁殖力が強く地下茎で伸びるので要注意。

ブラックベリーはトゲが無いので扱いやすく、5月末から美しい桃色花を開き、
7月初めから実を収穫し、他の木苺より収穫期が長く続き、収量も多なります。

タイベリーは両者の交配種で、大実ですが鋭い棘に注意します。

何回にも分けて収穫して冷蔵庫に保存後、自家製ジャムに加工 します。
大量に採れるブラックベリーは酸味が強く生食には向かないですが、
種粒が大きめなので裏ごしすると美味しくいただけます。
ブルーベリーとクランベリーが、収量は少ないのですが一番おいしいジャムになります。

ブルーベリー(ツツジ科)は3種の苗木を購入して、挿し木で増やして庭植えしています。
一斉には熟さないので、8月から青黒く熟したものを収穫し、そのつど冷凍しておきます。

クランベリーは、ツツジ科ツルコケモモの仲間で矮小常緑低木です。
北アメリカ北部の酸性沼湿地に分布し乾燥に弱いので、生ミズゴケで鉢植え栽培しています。
6月上旬の花は、花弁の反り返りが特徴です。 
鉢植えだけなので、収量は少ないですが、ジャムにするとブルーベリーに次いで美味しいです(私は)。
日当たりの良い門脇の大石の上に置き、開花1ヵ月後の7月上旬、緑の実が大きくなって
 午後の陽が当たらない庭石の上に移し、色付き始めます。
10月初め、実が赤く熟してきたので、この1週間後に収穫しました。

 ジューンベリー(バラ科、北米原産)はまだ鉢植えで、花も実もたくさん着けますが、
熟すと野鳥に食べられてしまい、多くは収穫できません。
6月初めの色付き始め、赤から黒紫色に変った順に収穫します。
昨年はヒヨドリに悉く食べられましたが、今年は実生り後に置き場所を変えて網も掛け、
ようやく収穫できました。

  
ラズベリーの花 緑から赤熟する ラズベリーの実 収 穫
 
タイベリーの花 タイベリー の 実 木苺 ジャム
 
ブラックベリーの花 赤から黒熟する ブラックベリー の 実 収 穫
 
5月に咲く ブルーベリー の 花 緑から桃色、青へと熟す 実
   
収穫 と ブルーベリー・ジャム クランベリー の 収穫 と ジャム
 
特異な形の クランベリー の 花 緑色から赤熟する 実
   
ジューンベリー の 花 (新葉もきれい) 緑から赤、そして青黒色に熟す 実
 


[ 小果樹類 ]

ヨーロッパ原産のフサスグリ(スグリ科)は、赤く輝く小液果が房状に生ります。
6月下旬の収穫後、単独でジャムに加工し、昼食のパンでいただきました。
酸味が利いておいしい味でした。

カシス(ブラックカーラント)は黒実のフサスグリですが、植え場所の日当たり条件が悪くて、
利用できるほどの実生りがありません。今年移植し直しました。

ユスラウメ(バラ科)は、サクランボを小さくしたような形と味です。
昨年は大豊作でジャムに加工しましたが、今年は花が多かったのに実着きは少しです。
枝が込みすぎて日当たりと通風が悪くなった事と、
台木部分から強いシュートが伸び出していたのが原因かと思います。

サルナシ(マタタビ科)は庭植えしたものが枯れ、鉢植え苗木に着いた花と実です。

クコ(ナス科)は、中国原産で、細い幹を何本か立て株立ちになりますが、
枝にはトゲ  が互生するので要注意です。開花時期が遅く、実着きが良くありません。
実は食用(クコ酒、生食、乾果など)に、葉はクコ茶に根皮も薬用に利用出るそうですが、
実を生食してみても美味しいとは思えず、ドライフルーツに挑戦中です。

フサスグリ の 花 と 実 カシス(ブラックカーラント) の 花と実
 
ユスラウメ  の  花  と  実
 
ユスラウメ の 収穫 と ジャム サルナシ の 花 と 実
 
8月中〜10月初め、ク コ の 花 10月末〜11月末、クコ の 実
 


[ 中果樹類 ]〜バラ科の落葉果樹です。

花が美しいアンズですが、鉢植えから地植えに移した翌年に枯れてしまいました。

小梅は6月末までに収穫し、実梅・藤五郎(新潟の実梅の品種)は7月上旬に収穫し、
まとめて梅ジュースに加工しています。アブラムシが付きやすいので注意します。

プラムは中国原産のスモモ(李)です。バラ科サクラ属で4月に咲く満開の花も美しい。
我が家のプラム・ビューティは自家結実性があり、1本でもたくさんの実がなります。
濃く色着いて完熟した果実は、甘くてとてもジューシーです。
7月上旬から末まで、ほぼ毎日プラムの実をいただきました。最盛期には食べきれないので、
ジャムにしてみると、生食に比べて、酸味が出ておいしいジャムになりました。

アンズ の 花 と  実 小梅 の 花(3月中旬) と 実(6月中旬)
 
実梅・藤五郎の花 開花後に降った春雪 6月下旬 の 緑実 7月上旬 の 熟果
 
4月、プラム・ビューティ の 花 7月下旬、プラム・ビューティ の 実
 


[ 大実果樹類 ]〜アケビ以外はバラ科です。

庭に2種類のアケビ(アケビ科)を植えています。三つ葉アケビは5月初めに花を咲かせ、
10月にたくさんの実を着けました。種の周りの甘味が懐かしい味ですが、果皮を料理に使って
ほろ苦さを味わう他は、籠に入れて道路に出して置き、自由に持ち帰ってもらいます。

 右2枚が白アケビ(園芸品種?)の花と実です。小さな葉の5葉アケビ で、
花は毎年咲かせますが実を着けたのは何年か振りでした。

 リンゴは、中央アジア〜西アジアの山地・高冷地が原産のようです。
日本で一番多く栽培されている「富士」は、1939年の青森県で、国光とデリシャスの
交配で生まれたそうです。 春から初冬まで、我が家の果樹類の中心が富士リンゴです。
矮性台接木の苗木 を育て、住宅と菜園の境に、洋ナシやプラムなどと並列で植えてあります。
 無肥料 無農薬 で、木は小さいのですが毎年よく実を着けます。
2010年記録的猛暑の年も何とか耐えて、例年より更に小玉ですが11月上旬に収穫でした。
無袋 栽培なので、見た目は良くないですが味は富士そのもので美味しいです。
 
 バレリーナツリーという西洋リンゴは、側枝が横には伸びず上方に伸びるので、
狭い場所でも鉢植えでも結実を楽しめます。
4種ほどある中で、食べても美味しいというのでポルカという品種を通販で入手しました。
 実が生っていた鉢植えを庭植えにしました。実生りを2年間休み、木が高くく成長しました。
5月初めに、わずかにピンクを帯びた白花が咲き、10月上旬には収穫できます。
味は「冨士」に比べたらイマイチですが、自家産ですからそれなりに。
 
シルバーベルは、ラ・フランスの改良種として山形県で生まれた洋ナシです。
その矮性台木接ぎの苗木 を入手し、鉢で育てた後に地植えしました。
4月末にたくさんの白花をつけ、実の多くを摘果して、残した果実の肥大を図ります。
収穫後に追熟させる必要があり、食べ頃の見極めが難しいのですが、香りがあって、
甘味と酸味のバランスが良く、新潟名産のレクチェよりも好みの味です。

桃は矮性台木に接木した武井白鳳で1本でも実がなる品種です。
まだ鉢植えで、数輪の花を咲かせ1個結実したものです。地植えする場所を考え中です。

 
アケビ(三つ葉) の 花 と 実 白アケビ の 花 と 実
 
5月上旬、リンゴ・富士 の 花 9月中旬の実 10月下旬の実生り
 
バレリーナ・ポルカの花 バレリーナ・ポルカの8月下旬と9月下旬の実 10月上旬、収穫
 
洋ナシ・シルバーベル の 花(4月末) 8月上旬 の 実 10月上旬 の 実
 
モモ武井白鳳 の 花(5月初)と実(7月上) 10月末・洋ナシ収穫 11月上旬・富士収穫
  

2008.01.29. 更新 
 2009.03.06. 更新 
2011,03.18.家庭菜園を更新
03.25.果樹を更新   
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